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Do Something II

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2005年 11月 03日

連載: Who Wins the Game; INTRODUCTION

「老化の過程を逆流させることはできない。老いゆく身体を若返らせるのではなく,老いゆくスピードを極限まで引き下げる」

連載: Who Wins the Game; INTRODUCTION_b0056416_1211941.jpg
Michael Jordan がNBAに復帰して犬のようにボロ負けした翌年,専属トレーナーになった男が言った。

この年の Michael Jordan は,自身も含め,後にも先にも現れないであろうほど最高に「運動神経の良い」選手だった。異論をはさむ人は少ないだろう。



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スポーツには2つの考え方があると思う。

1つ目は精神論。2つ目は機能論。

精神論は日本に良く根付いてる考え方。形に表れるものだけじゃない観念的なもの全体を指すように思えるけど,実際のところは単純な発想で「気持ちでは負けない,気持ちで勝つ」というもので,突き詰めていくと「勝敗はどうでもいい」というところに行き着く。とわたしは考える。(異論があれば大いに受け付けます。下のコメントまで。)

機能論は逆に日本では邪険に扱われがちな考え方。肉体と肉体の勝負を性能(機能)の差という観点で見る。この考え方に立つと「準備」が大事になる。期日までにどれだけ準備をしてきたかで勝負の前に勝敗はついているという結論に通ずる。

これはエクストリームな分類であって,現実的にはそれらだけでは在り得ない。オレを含め,多くの人は精神論と機能論の合わさったものを持っている。Michael Jordan はそれらのバランスの良い持ち主だったとオレは思う。

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これまでのストーリーの背後に想定しているのは,スポーツを含むあらゆる生産活動。今後,数回にわたって自分の考えを展開し深めつつ意見を乞うていきたい。

by yoichikmr | 2005-11-03 00:01 | 特集


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