2010年 01月 04日

書く

■ 高校を卒業して10年。2010年は定期的に何かを書こうと思う。これまで2,3年間、ものを書く作業が疎かだった。今にして思えば当然なのだが、その間の俺は、自分なりの考え方やものの見方が確立しておらず、逆にそれを確立しようとしている真っ只中だったから、「まずインプットが先、アウトプットは未だ」という意識があった。同じく、何か書くなら十分に推敲を重ねた、アイデアに満ちた文章を書きたいという思いが常にあった。だから、この1,2年間に書きためた文章のテーマが20近くに及ぶにもかかわらず、ただのひとつも完成に至っていない。翻って、それは「インプットが先、アウトプットは後」という俺の過去1,2年の様を物語っている。

■ アメリカでの学生生活を2年半終えて、こちらでのPhD課程も(規定の期間ではないのだが)一応半分を越した。初めの2年間のインプット作業を終えて、俺の日常的な作業は、選択と解釈の繰り返しになった。何を考えるかを自分で選択して、しばらくしたらそれを振り返って自ら解釈する。この過程にノウハウはないし、答えもない。大海に出て、どちらへ向かって帆を立てるかというのと同じこと。ものを書くことでその軌跡を残すことは、選択と解釈の過程を円滑にするし、将来何かに迷ったときの道しるべとなるはず。書くことが思考を活性化してくれれば嬉しい。

■ 書くことをしないと、思考が堂々巡りする。気づけば、昨日考えたことを今日考えたりしている。同じテーマやアイデアについて、何日も何週間も断続的に考えていたりする。それ自体は無駄なことじゃないんだが、毎回振り出しに戻るのはいかがなものか。やはり、思考の軌跡を残すことで、今日と明日の思考を円滑に繋げたい。
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by yoichikmr | 2010-01-04 09:19 | 日記


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